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生体認証システムでインド人と中国人逮捕、偽入国スタンプに偽ビザ

2019年11月10日 配信

2019年7月1日により正式にタイの出入国管理で生体認証が導入されてから、不法滞在の外国人が続々と逮捕されています。



タイ入国管理局は2019年11月8日、生体認証システムで不法行為が発覚した、中国人2人とインド人2人らを逮捕したと発表しました。

中国人2人が逮捕されたのが2019年10月8日。キャセイ・パシフィック航空からタイ入国管理局に、偽造カナダビザでバンコクからカナダへ渡航しようとしている中国人2人がいるとの報告があり、警察が出動。中国人2人はパスポートを置いて逃走しましたが、防犯カメラの映像などからタクシー利用と逃走先が明らかになり、バンコクのランナム通りにあるザ ビクトリー レジデンス ホテルで逮捕となりました。

なお中国人2人は、カナダで不法就労する目的でタイに入国。WeChatを通じて1万バーツで偽造カナダビザを購入し、カナダへ向かうところでした。

インド人2人が逮捕されたのが2019年10月24日。出国時に2人のパスポートをスキャンした時に、タイに入国した記録がないことが明らかになりました。2人のパスポートにはタイ深南部のスンガイコロクから入国したスタンプがありましたが、調べた結果偽造されたものでした。

インド人2人は夫婦で、マレーシアのホテルで2年間不法就労。インドにいる子供の具合が悪いとの知らせを受けて、タイ経由でインドに戻るところでした。マレーシアの出国スタンプも偽造だったとのことです。

さらにタイ入国管理局は、台湾と南アフリカの偽造バスポート所持者も逮捕しています。

 

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