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大使館からのお知らせ(新型インフルエンザ) 2009年8月20日

2015年9月18日 配信

新型インフルエンザの発生について【続報37】(再再送)

(2009年8月20日)

1.タイの状況

(1)タイ保健省は、15日までに新型インフルエンザにより、111人の死亡が確認された旨19日発表しています(12日発表時より14人増加)。また、新型インフルエンザ感染者の確認数については、累計13,019人である旨発表しています。また、当国における流行は、バンコク都とその周辺では減少傾向にあるが、地方では依然として増加傾向である旨発表しています。

 年代別感染者割合は、

   1歳から 5歳: 9.5%

   6歳から10歳:17.6%

  11歳から20歳:42.0%

  21歳から30歳:13.4%

  31歳から40歳: 6.7%

  41歳から50歳: 4.8%

  51歳から60歳: 3.1%

  61歳以上   : 1.6%

 となっております。

(2)地域別感染者数

(1) チェンマイ 506人、(2) ウドンタニ 336人、(3)ノンタブリ 322、(4) サムットプラカーン 205人、(5) ナコンサワン 188人、(6)パトゥムタニ 174人、(7) チャトチャック(バンコク都内) 168人、(8) コンケン 167人、(9)サンサイ(チェンマイ市) 156人、(10)パヤタイ(バンコク都内) 152人、(11) パスィ ジャロエン(バンコク都内) 146人、(12) プーケット 140人

(当館注:チェンマイ、プーケットの感染者数の増加が今回の特徴です)

(3)タイ保健省の問い合わせ先等

  ・タイ保健省の新型インフルエンザに関するホームページ(英文)。

   http://beid.ddc.moph.go.th/eng/

  ・新型インフルエンザに関するホットライン(24時間対応。但し、午前8時から午  後4時頃までは、英語対応可とのこと。他の時間帯は、タイ語対応のみ)

   保健省疾病対策局 02-590-3333、02-590-1994

2.わが国の状況

  舛添要一厚生労働相は8月19日、記者会見を開き、新型インフルエンザに関して

「本格的な流行が、既に始まったと考えていいと思う」との認識を示しました。同大臣は、会見の中で、(1)舛添厚労相は、「(インフルエンザ患者の)大部分は新型インフルエンザの患者だと考えられている。」とした上で、「第1波の本格的な流行が、既に始ま

っていたと考えていいと思う。」(2)真夏に感染が拡大したことについては、「現実に予想できていなかった」と述べ、「今までの(季節性)インフルエンザにない特性があるとすれば、この点ではないか」、(3)今後の見通しとしては、これまで集団感染は多くが

学校で発生しているが、夏休み中であるにもかかわらず感染が拡大している現状を踏まえ、「9月に学校が再開された際には、感染が急激に拡大する危険性がある。このまま感染が拡大すると、医療機関への負担が増大し、重症患者への対応に支障が出る恐れがあるとして、「患者数増加のピークをできるだけ低く抑え、急激な患者の増加を防止することが必要である。(4)さらに、慢性呼吸器疾患や慢性心疾患などの基礎疾患を有する人、妊婦、乳幼児を「重症化するリスクが高いとされている」ので、早期受診、早期治療を心掛けるよう求めました。これらのハイリスク者に対しては、医療従事者より情報提供をお願いしたい等述べています。

  その上で、舛添大臣は、国民の皆様一人一人に対して、「“感染は自分が止めるんだ”という気持ちが一番大切なことなので、このような気持ちをもって今後の流行期を乗り越えていけるよう今後ともご協力をお願いしたい」と述べています。

3.在留邦人の皆様へのお願い

(1)タイにおいては、8月15日現在13,019人の感染者、111人の死亡者が出るなど、新型インフルエンザの感染が都市部より地方への拡がりをみせています。また、バンコク居住の在留邦人にも感染がみられており、在留邦人により身近な生活圏においても感染が拡がりつつあると思われます。従って、在留邦人の皆様には、上述のようなわが国の状況等もありますので、これまで以上に警戒を怠らず、冷静に正確な情報を入手するよう努めると共に感染予防対策を徹底し、発熱等症状があり、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診して下さい(特に基礎疾患がある方)。

(2)バンコクにおける新型インフルエンザへの病院の対応状況等は、「大使館によくある問い合わせ」に詳細が記載されていますので、御一読下さい。

(http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/birdflu/qa_swineflu.htm)

(3)各自が警戒の意識を高めて状況の変化に対応できるよう感染予防対策に留意することが重要ですので、下記の点に留意し、感染予防に努めて下さい。

(イ)手洗い、うがいを励行する。

(ロ)食料、水、医薬品などの備蓄品を確認する。

(ハ)不要不急の外出を控えること、人混みを避けること、また、人混みにでる場合にはマスクを着用することなども考慮する。

(ニ)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、迷わず医療機関の診療を受けてください。

(4)病院より、検査の結果「新型インフルエンザ」への感染が確認された場合は、任意ですが、大使館にその旨御連絡をお願い致します(大使館に寄せられました情報の保護につきましては、大使館が十分に管理致します)。

 大使館では、引き続き状況を注視して情報収集に努め、今後、関連情報を迅速に提供していきます。

※ 5月12日、大使館内に緊急対策本部を設置しました。また、新型インフルエンザに関する電話相談窓口(午前8時30分~午前12時、午後1時30分~午後5時45分)、メールによる問い合わせ先を以下の通り、設置しておりますので、お問い合わせ、御相談等ございましたら、下記まで御連絡ください。

   大使館代表電話:02-207-8500(内線702)

   メールアドレス:taishikan.influenza.madoguchi@eoj.or.th

○在タイ日本国大使館領事部(HP:http://www.th.emb-japan.go.jp)

  電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)

  FAX :(66-2)207-8511

○在チェンマイ日本国総領事館(HP:http://www.chiangmai.th.emb-japan.go.jp)

  住所:Suite 104-107, Airport Business Park, 90 Mahidol Road,

     T. Haiya, A. Muang, Chiang Mai, 50100 Thailand

  電話: (66-53) 203367  FAX : (66-53) 203373

○外務省領事局政策課(医療情報)

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850 

○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

○外務省海外安全ホームページ:http://www.mofa.go.jp/anzen/

○WHO(世界保健機関)ホームページ:http://www.who.int/en

○厚生労働省ホームページ:http://www.mhlw.go.jp

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