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元Jリーガーの現役復帰、アマチュアチームBangmod FCでの挑戦

2020年8月22日 配信

元Jリーガーの現役復帰、アマチュアチームBangmod FCでの挑戦

これは、タイリーグを目指して今年発足したアマチュアチーム“Bangmod FC”の物語である。
現役を引退し“いとたく”は早9年が経つ。サッカー後遺症ではないけれど、慢性的腰痛・右足首フットボーラーズアンクル・右足内側側副人体及び半月板損傷・左肩脱臼癖・脳震盪癖…身体がボロボロである自分は、「勝った負けた」と一喜一憂する世界から離れ週2程度、日曜日は自分が主催している個人参加型フットサルの“個サル”、木曜日はタイ人の友人達に混ぜて貰ってソサイチの試合にて、キャッキャいいながらボール蹴りをしている。



そのタイ人チームのチームメイトで“サッカーチームのオーナーをしている”という人がいた。「立ち上げたばかりで、いづれはタイリーグへ参戦出来れば」なんて考えているという。それがBangmod FC、コロナ明けに「一度試合を観に来てよ」なんて言われて、観に行ったことがある。

20歳前後の学生選手がプロを目指して集まっているそうで、そこに上のリーグでプレー経験のある選手が何人かいるというバランスの取れたチーム。粗削りだけどアフリカ人選手も所属していた。因みに監督はブラジル人。「今年はアマチュアリーグの3部から参戦」という事で、「応援しているよ、何か手伝えることがあったら言って…」と伝えていた。

7月下旬よりリーグ戦が開幕、「どうしても困ったら、プレーしてくれない⁉」という打診を(冗談半分で)承諾。当初は「12月くらいの試合に出てもらうかも」なんて言われてたんだけど…開幕戦で大敗を喫してから2敗1分けと結果が出ない。木曜日に会った時に「大丈夫⁉」なんて声を掛けたら、「今週日曜日の試合に召集するかも…」なんていきなり伝えられ、こちらの写真が送られてきた。

背番号7番が自分、FWのサブに名前が記載されている。「マジか⁉練習にも参加したことがないのに…」初めましてでメンバー入り、恐るべし。

前半10分、その時は突然やってきた「ITO…右サイドバックは出来るか⁉」。え~っと、ノーアップなんですけど。その後トップ下へ移動し、後半頭からはボランチを任された。岡山時代「(攻守を)切り替え~っ」と叫んでいる自分を知人によくモノマネされたものだ。プレーしながら「(10年以上前と)同じこと言ってる」と可笑しくなった。

試合では80分間プレー。チームの中に入ってみて、特に攻撃陣に才能ある楽しみな選手が多く感じた。一応J昇格を目指して長年プレーした経験を彼らに伝える役目なのかなと…明確な目標を掲げるチームでプレーすること自体“やり甲斐”に感じるからね。基本バンコク以外の遠征は帯同出来ないんだけど、与えられたプレー時間は一瞬一瞬噛みしめ、自分の経験をチームメイトに伝えながら貢献できればと考えている。

試合後のミーティングにて「来週は(日本でいう天皇杯)FAカップだから。ITOにはキャプテンをやってもらおうかな」だって。よっしゃ、来週はスタメンだぜ!!

試合が終わって4日ほど経っているが、未だに疲れが抜けていない。やっぱ三浦カズ選手は凄ぇや…FAカップでT1T2と言わずともT3のチームと対戦するところまで、勝ち上がって公式戦を経験させてあげたいと切に願う。そのためにも先ずは目の前の試合ですよね。46歳の中年フットボーラーの現役復帰、少しでも興味を持って頂き応援いただければと思います。

伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。https://www.thaich.net/itotaku
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