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第126回 タイサッカー界から驚愕のサプライズプレゼント!?

2013年06月15日

2013年6月15日 掲載

今回は俺が以前所属した某チームの後日談。このチームについての問い合わせがあったので、チーム関係者や現在1人だけ所属する元チームメイトと連絡を取った。ちなみにこのチームは昨季Division 2へ降格。相も変わらず給料未払いを続け、残留した選手は1人だけだったという。その選手も「前期終了後にチームを離れるつもりだ」と語っていた。

契約時に「今季はビックスポンサーが付く予定、俺を信じろ」とプレジデントに言われて残留を決めたらしいのであるが…6月の時点で既に給料未払いが発生しているらしい。当のプレジデントは「後期からはビックスポンサーが…」と言っているそうな。毎年毎シーズン同じセリフのプレジデント、「俺を信じろ」とはどの口が言っているのだろうか。

6月11日は、俺の39回目の誕生日。2011年は試合会場のタイのスタジアムにてユニホームで、2012年は引退して日系企業にタイで就職していたのでスーツで、2013年はサッカー界に戻った関係で再びユニホームを着て迎えた。沢山のお祝いメッセージとプレゼントを頂いた、「俺、幸せ者だなぁ」とこの日を迎える毎に改めて実感する。しかし今年は更に驚愕のサプライズプレゼントが待っていた。

いつものように仕事の振りをしてFacebookをしていると、前述のチームのスタッフから1通のメッセージが届いた。「伊藤はバンコクに住んでいるらしいな。是非チームをDivision 1に導いてくれないか!? プレーヤーとして…」。始めは冗談かと思った、しかしジョークではないと言う。そう、俺のようなご老体に再度オファーを出してきたのである。具体的な金額を提示してきたわけではないが、結構「どうする×2」とグイグイ迫ってきた。だからその場で単純計算してみた。

当然VISAのお金・勝利給は出ないとして、プレーオフに残った場合を考えて残り6ヶ月。給料も2ヶ月分は未払いされると予想して、今の家賃と子供達の教育費…数か月で赤字になる、結論は即決であった。「やらねぇし!!」…丁重のお断りをしたのであるが、本当に俺にとってはサプライズプレゼントであった。”必要とされる”って結構嬉しいことだよね。

伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand

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