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第99回 今年もタイサッカーのシーズン到来、毎節サムライ対決がタイで実現する贅沢

2013年03月06日

2013年3月6日 掲載

 今シーズンのタイサッカーが幕を開けた。まずは”ブリラム ユナイテッド”が2/13(水)ACLプレーオフ : 0(3PK0)0 “オーストラリア ブリスベン”(ブリラム)、2/16(土) TOYOTA Premier Cup : 0-2 “名古屋グランパス”(タイ国立競技場)、2/23(土) Kor Royal Cup : 2-0 “SCG ムアントン ユナイテッド”(タイ国立競技場)、2./26(火) ACL : 1-1 “ベガルタ仙台”(仙台)と負けられない戦い4連発。”SCG ムアントン ユナイテッド”も2/23(土) Kor Royal Cupで”ブリラム ユナイテッド”と対戦した後2/26(火)にACLを戦っている(1-1 韓国現代自動車(ムアントン))。アジアレベルで真剣勝負、負けない力が付いて来ているのが頼もしい。あぁその前にタイ代表が2/6(水)にAsia Cup予選をクウェートと戦い、シレ~ッと1-3で負けてたっけ。

 TOYOTA Premier Cupに出場した”名古屋グランパス”は事前にチェンマイに乗込みキャンプしただけあって、例年の日本勢と比べてチームの仕上がり具合が違って見えた。やっとJリーグのレベルの高さをタイで証明してくれた感がある。ちなみに試合を観戦した数多のタイ人の友人達は「4番の(闘莉王)選手、あいつ強すぎる…やべぇ」と皆絶賛していた。特にタイ人はインパクトの強い選手が好きだからね。

 タイでは近年”SCG ムアントン ユナイテッド”・”ブリラム ユナイテッド”・”チョンブリFC”・”バンコク グラス”がBig4と云われていたのだが、昨季は停滞してしまった”バンコク グラス”に変わって”ベック テロ ササナ”が急浮上した感がある。数ヶ月の契約期間の間に結果を残していったエリクソン総監督はさすがであった。”バンコク グラス”も猿田浩得選手、本田慎之介選手の2人の日本人選手を中心に巻き返しを計る。TPLと2つのCup戦の優勝は、この5チームから出てくることはおそらく間違い無いであろう。

 Division 1は開幕前に強いと云われたチームがそのまま昇格している感がある。一昨年の”ブリラムFC”と”BBCU”しかり、昨年の”ラチャブリ”と”スパンブリ”しかり。そこで今年の前評判が高いチームはというと、”ナコン ラチャシマ”と”PTT ラヨン”と云われている。

 今季のタイでプレーする日本人選手はDivision 2も含めて30人強である。このサムライ達がタイ全土の各チームに散らばっていて、毎節何処かしらの会場で日本人対決が観れるという贅沢。「どの試合を観戦しようか」と嬉しい悲鳴を上げながら、今季も観戦レポートを書くべく会場に足を運ぼうと思う。もちろん、タイサッカー”夢追人”コラムのネタをゲットしてきますよ。いや~毎週末、ホント楽しみだぁ!!


伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand
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