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バイク男二人旅~6県目はイサーンど真ん中の学生街☆マハーサーラカーム編

2021年5月24日 配信

バイク男二人旅~6県目はイサーンど真ん中の学生街☆マハーサーラカーム編

タイ全国一周、と言っても一気に周るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく周るという企画で、相棒は4歳の長男と愛車CB1100であります。



タイ全国一周第6県目、今回の旅はイサーン(タイ東北地方)のど真ん中にして学生の街、マハーサーラカーム県。片道9時間の男の旅でありました。いや、すでに片道17時間のチェンライ路をやっているので一桁(9時間)はもはや近所。と言うのは大げさにしても、実際にGoogleマップに表示される残り時間の数字が二桁と一桁だと感覚が全然違うもので、おそらくは一般に思われるよりも私の中での9時間は近い感覚です。

同県には私も訪れるのは今回が初めてであり、「マハーサーラカーム」で検索しても「学生の街」「田んぼがいっぱい」程度の事前情報しか得られず、それでこそイサーン!ということで張り切って行って参りました。

朝出発して夜に到着したんですが、着いて早々いい画が撮れました!一瞬、画像を加工したようにも見えますがマハーサーラカーム大学の看板です。

マハーサーラカームまでの道のりとしてはカオヤイ付近の心地よいラインを抜けて本格的にナコーンラーチャシーマに入り込んでいくと、あとは想像していたイサーンの田舎道が続くのでした。マハーサーラカーム県内に入ると、事前情報の先入観もあってかたしかに田んぼがいっぱい。私の母方の実家が長野なんですが、長野の田舎の香りがしてその思い出を懐かしんでいたのも束の間、夕暮れの時間帯に入ると虫が…。あれはおそらく羽アリなんでしょうがその数が尋常ではなく、今までに経験した事のない位のおびただしい数の蟲に遭遇、早速イサーンの洗礼を受けるのでした。さすがはイサーン!

田園地帯を抜けてマハーサーラカーム大学付近に入るとそこは思っていた以上に学生の街。もちろんここには蟲はいなくて若者向けのショップが並んでおり、実際に若者が目立ちます。大学を中心にしてできた街、ということも納得がいきます。

 

ジェオホーン

イサーンのど真ん中、マハーサーラカームのレストラン情報は皆無に等しかったのでそんな時は最終手段、現地の人に聞く!この最終手段が一番の功を奏すことも多い。そこで現地ホテルの人に聞いてみたところ、その場にいた4、5人のスタッフが口を揃えて即答したのがジェオホーンというお店。

せっかくイサーン(東北地方)に来たんだからイサーン料理が食べたいんだけどその店大丈夫?と聞いたら、

「だからジェオホーンだって!」

とちょっと怒られました(笑)。イサーン料理を食べたいのなら尚更のことみたい。分かった、じゃあその店行ったら何がおすすめ?と聞いたら、

「ジェオホーン!」

とまた怒られる(笑)。皆さん、口が揃っていて意気投合している様です。なるほど、ジェオホーンというお店のジェオホーンというおすすめのイサーン料理があるらしい。

本場のイサーン料理ですからかなり期待は高まっていましたが、結果、その期待を上回ることに。まず初めに出てきたソムタムから食べた瞬間に感動。次、ジェオホーン。あれ、どこかで食べた事あるなと思ったらジェオホーンとはチムチュムの事だったんですね。あの例の鍋じゃなかったので気づきませんでしたが、イサーンではチムチュムの事をジェオホーンと言うらしい。ジェオホーンは看板メニューだけあってさすがに美味しかったです。

マハーサーラカームに来たらおすすめのお店です。

■店舗情報
名称:ジェオホーン
タイ語:แจ่วฮ้อน
営業:10:00-23:00
Web: https://www.facebook.com/Jaewhorn.TKY/

 

マハーサーラカーム県内周遊

さて、二日目は朝から丸一日県内を周りましたが基本的に平和そのものでした。ただひたすらのどかで、田園が広がる景観の中をただただ風となり走る穏やかな一日。

同県の観光スポットであるらしいイサーン・カルチュラル・アートセンターであったり、息子が好きそうな鉄道模型館であったり、時節柄クローズしているところもありました。

しかしですね、なにがいいって空気がいい。普段バンコクにいるとこれだけは敏感になるものなんでしょうか、とにかく空気が美味しい。もっと言えば、香りは長野。

そうこうしているうちに訪れた寺院に駐輪しているとなんだか陽気な音楽が聞こえてくるではないか。その音楽の元をたどっていくと・・・

お祭りやってた!息子は現地の人にもらったゆでたまごに夢中なんですが、夢中になるべきはそこじゃない。後ろの踊りを見なさい。

…ということで、踊りの後には良くしてもらいました。皆さん、コップンクラップ。

マハーサーラカームの旅は事前情報がない分、現地の人に触れる旅でもありました。20年前に日本を全国一周した際は、全都道府県の現地の人と触れ合う為にも地図を持たない事をルールとして人に道を聞きながら周っていましたが、今回はその魅力を思い出しました。文化に人ありですからね。そこを旅するならば、そこに暮らす現地の人と触れ合うことも旅の醍醐味と言えましょう。そうだ、次回からは、そうしよう。

※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告

◆今回訪れた県:  マハーサーラカーム
◆残りの県数:  67県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離:  1,308km
◆今までの累計距離:  5,303km

カリベトシオ(カーリー)
常識なんてクソ喰らえ!曲がったことは大きらい!議論は無用御免、男は黙って背中で語る!バンコク在住のNPO法人日本PR理事長、個人投資家、KARIBE (THAILAND) CO.,LTD.顧問、タイ龍馬会 会長。おもしろくいきましょう、おもしろく。
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