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約19年間もタイ人になりすましか、パキスタン人男を逮捕 子ども4人もタイ国籍取得

2026年10月22日 配信

タイ南部パッタニー県で2026年10月20日、他人の身分を利用してタイ国民IDカードを不正取得した疑いで、布地販売店を経営するパキスタン国籍の男(54歳)が逮捕されました。男は2007年から約19年間にわたってタイ人になりすまし、事業を営んでいたとみられています。また、男の子ども4人もタイ国籍を取得していたことが判明しました。タイ入国管理局第6管区の報道官が10月21日に明らかにしました。



タイ入国管理局によると、男は約20年前にパキスタンからタイに入国。2007年、ナコンサワン県パユハキーリー郡で、住民登録上の動きがなかったタイ人の身分を利用し、タイ国民IDカードを取得した疑いが持たれています。

この際、仲介人に約10万バーツを支払ったとされており、当局は不正取得に至った経緯を調べています。

男はその後、パッタニー県で布地の小売・卸売事業を展開。ファッション衣料やイスラム教徒向け衣料の縫製に使用される輸入布地などを取り扱い、地域でも有数の布地販売店を経営するようになりました。

また、パキスタン人女性と結婚し、4人の子どもをもうけていたことも判明しました。捜査当局によると、子ども4人もタイ国籍を取得しており、当局は国籍や住民登録上の地位についても確認を進めています。

一方、男が身分を利用したとされるタイ人は、2023年3月14日にマレーシアで死亡していたことが判明。パッタニー市の登録当局が住民登録の抹消手続きを行い、男のIDカード取得をめぐる調査につながりました。

10月20日、入国管理局と警察の合同捜査チームは、パッタニー市内にある男の住居を捜索。公務員に虚偽の内容を公文書に記録させた疑いや、国民IDカード申請時に虚偽の証拠を提示した疑いなどで男を逮捕しました。

男はパッタニー市警察署に引き渡され、警察が詳しい経緯や関係者について捜査を続けています。

なお、子ども4人のタイ国籍については、取り消しが決定したとの情報はなく、今後の法的な確認が必要とされています。

※出典
Matichon(2026年10月21日)
MGR Online(2026年10月21日)
Thai Post(2026年10月21日)