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毎日お届けする「タイの今日は何の日」。9月10日、タイではどのような出来事があったのでしょうか。
1938年9月10日、タイの人民代表院で予算案の審議方法をめぐる動議が採決され、政府の反対にもかかわらず45対31で可決されました。プラヤー・パホンポンパユハセーナー首相は辞意を表明し、この政治対立が翌9月11日のタイ史上初となる国会解散につながりました。
1938年9月10日、人民代表院では、ロイエット県選出のタウィン・ウドン議員らが提出した議会規則の改正動議が審議されました。
内容は、政府が予算案を国会へ提出する際、歳入や歳出の詳細、税収の算定根拠などを、より明確に示すことを求めるものでした。
政府側は、膨大な資料を準備する必要があり、時間や費用の面から対応が難しいとして反対しました。
プラヤー・パホンポンパユハセーナー首相は、動議が可決された場合には政府として責任を取って辞任すると表明しましたが、秘密投票の結果、人民代表院は45対31で動議を採択しました。
首相はその日のうちに辞意を示しましたが、当時の摂政団は、国際情勢が緊迫していたことやラーマ8世の帰国を控えていたことなどを理由に、辞任を受け入れませんでした。
政府は最終的に、憲法に基づいて国民に判断を委ねるため国会を解散する道を選択。翌1938年9月11日、「人民代表院解散勅令」が公布されました。
これは1932年の立憲革命後、タイで初めて行われた人民代表院の解散とされています。
つまり9月10日は、国会そのものが解散された日ではなく、翌日のタイ初の国会解散を引き起こす直接的なきっかけとなった採決が行われた日です。
1862年9月10日には、ラーマ4世の王女サワーンワッタナー(พระองค์เจ้าสว่างวัฒนา)が誕生しました。
後に「シーサワリンティラー・ボーロムラーチャテーウィー、パンワッサー・アイイカーチャオ(สมเด็จพระศรีสวรินทิราบรมราชเทวี พระพันวัสสาอัยยิกาเจ้า)」の称号を受けた人物です。
ラーマ5世の王妃の一人で、ラーマ8世とラーマ9世の祖母にあたります。
長い生涯を通じて医療、公衆衛生、教育、社会福祉などを支援し、タイ赤十字社とも深い関わりを持ちました。1955年12月17日に93歳で亡くなりました。
日本では1960年9月10日、NHKや民放各局がカラーテレビの本放送を開始しました。日本のテレビ放送が白黒からカラーへ移行していく大きな節目となった日です。
また2008年9月10日には、欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器「LHC」で、初めて陽子ビームが全周約27キロを一周することに成功しました。
※出典
タイ国会博物館「การยุบสภาครั้งแรกของไทย」
タイ国会博物館「การเลือกตั้งสมาชิกสภาผู้แทนราษฎรครั้งที่สองในไทย」
タイ政府広報局ソンクラー県「สมเด็จพระศรีสวรินทิราบรมราชเทวี พระพันวัสสาอัยยิกาเจ้า」
CERN「First beam in the LHC – accelerating science」
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