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バンコク都(BMA)は2026年9月3日、旧市街ラッタナコーシン島周辺で8月27日から9月2日まで実施したホームレスや生活困窮者への支援活動について、7日間で計96人をスクリーニングし、このうち30人を一時滞在・支援施設「バーン・イムジャイ」へ送ったと明らかにしました。一方、59人は現時点で支援制度への参加を希望していないということです。バンコク都が発表しました。
活動にはバンコク都のほか、社会開発・人間安全保障省、警察、軍、保健当局、社会福祉関係者などが参加しました。
スクリーニングを受けた96人は男性70人、女性26人。このうち、住居や頼る先のない人が49人、高齢者が36人、障害者が6人、精神面に問題を抱えている人が5人でした。
また、56人が身体の健康チェックを受け、16人が精神面の評価を受けました。2人は医療機関での治療につなげられています。
支援の対象となった人のうち37人は、継続的な保護や支援を受ける意向を示しました。一方、59人は支援制度への参加を希望しておらず、当局は強制的に施設へ入れるのではなく、対話を続けて信頼関係を築き、それぞれの事情に応じた支援方法を検討するとしています。
「バーン・イムジャイ」へは30人が送られ、施設では宿泊場所の提供に加え、健康状態の確認や福祉サービスへの接続、就労に向けた支援などが行われています。
バンコク都は第2段階として、ラチャダムヌーン通り、ラッタナコーシンホテル周辺、トローク・サケー、ブンシリ通り、最高裁判所周辺の計5カ所にチームを配置。24時間体制で状況を確認しながら、必要に応じて面談や支援につなげる方針です。
一方、同日にはタイ・ホームレス連盟と4地域スラムネットワークがバンコク都に対し、ホームレスの一斉排除や嫌がらせをやめること、強制ではなく本人が参加できる形で生活改善を進めること、代替住宅や緊急宿泊施設を拡充することなどを求めました。
これに対し、サーノン・ワンサンブーン副知事は、バンコク都がホームレスへの嫌がらせや権利侵害を行うことはないと表明しました。また、支援団体などと共同の作業部会を設置し、住宅、仕事、福祉や医療などを含めた対応策を協議していくとしています。
バンコク都は公共スペースでの食料配布についても、路上で個別に行うのではなく、「バーン・イムジャイ」や区役所など、支援につなげられる場所で行う方向を示しています。
※出典
バンコク都(BMA)「7日間で96人をスクリーニング、バーン・イムジャイへ30人」
バンコク都広報局「ホームレスの権利を侵害しない、支援団体と共同作業部会を設置」
FM91「7日間で96人をスクリーニング、バーン・イムジャイへ30人」
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