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タイの不動産情報プラットフォーム「DDproperty」は2026年7月18日、2026年上半期の住宅市場に関する利用者動向を発表しました。景気の減速で不動産市場全体が厳しい状況にある一方、住宅を探している利用者の購入・賃貸意欲は依然として高く、特に賃貸市場で強い需要が確認されています。
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DDpropertyが2026年1月から6月までのウェブサイト利用データを分析したところ、物件を閲覧した利用者のうち、問い合わせや関心登録に進んだ割合「Lead/View」は、賃貸物件で15.6%となりました。
2025年上半期の8.73%、同年下半期の12.5%から上昇しており、購入物件の5.05%を大幅に上回っています。購入物件も2025年上半期の2.79%、同年下半期の4.51%から上昇しました。
2026年第2四半期の賃貸物件への問い合わせ件数は、前四半期比3.84%増加しました。購入物件への問い合わせも同2.73%増加しましたが、景気の先行きや住宅ローン審査への懸念が続く中、賃貸需要の方が底堅く推移しています。
月額家賃1万~2万バーツの賃貸物件では、チャトゥチャック区のチョムポン地区が最も検索された地域となりました。
チョムポン地区は、価格300万~500万バーツのコンドミニアムを探す購入希望者の検索でも2位、500万~1,000万バーツでは3位となり、賃貸と購入の双方で需要を集めています。
一方、300万バーツ未満の購入物件では検索上位5地域に入っておらず、同地区の住宅価格が低予算の購入希望者には届きにくい状況もうかがえます。
月額2万1~3万バーツの賃貸物件では、ホワイクワン区のバンカピ地区が最も検索された地域となりました。
ただし、同地区は住宅購入のすべての価格帯で検索上位5地域に入りませんでした。勤務先へのアクセスを重視する賃貸希望者からは人気がある一方、購入先としては価格面などから選ばれにくいとみられます。
なお、ここでいうバンカピ地区は、バンコク東部のバンカピ区とは異なり、ホワイクワン区内にある行政地区です。
月額4万~6万バーツの高価格帯では、サートン区のトゥンマハーメーク地区が最も多く検索されました。
同地区も購入物件の検索上位には入っておらず、都心の高価格地域では、購入よりも賃貸を選ぶ傾向が表れています。
DDpropertyは、賃貸希望者が住宅価格よりも、勤務先や主要な雇用拠点への近さを優先していると分析しています。
クロントゥーイ区とプラカノン区は、調査対象となったすべての家賃価格帯で検索上位5地域に入りました。
クロントゥーイ区は、月額1万~2万バーツと4万~6万バーツで2位、2万1~3万バーツで4位となりました。
プラカノン区は、月額2万1~3万バーツで3位、1万~2万バーツと4万~6万バーツで4位となっています。
両区はバンコク中心部の主要なオフィス街や交通網へのアクセスが良く、幅広い所得層から安定した賃貸需要を集めています。
一方、100万~300万バーツの予算で住宅を購入する人の検索は、プラカノン、スアンルアン、バンナー、フアマーク、サムローンなどに集中しました。
中心部の主要なオフィス街よりも、住宅価格が比較的手頃で、鉄道などを利用して都心へ通勤できる地域が購入先として選ばれています。
こうした傾向から、バンコクでは勤務先に近い中心部では住宅を借り、購入する場合は予算に合う郊外や周辺県の物件を選ぶという住み分けが広がっているとみられます。
DDpropertyは、賃貸需要の拡大が今後の住宅市場における新たな標準になる可能性があると指摘しています。
不動産開発会社にとっては、主要な雇用拠点周辺で賃貸向け住宅の需要が続く一方、住宅購入市場では郊外の鉄道路線沿線や、手頃な価格帯の物件需要がさらに拡大する可能性があります。
[出典]
DDproperty「ดีดีพร็อพเพอร์ตี้ชี้ตลาดอสังหาฯ ปี 69 ยังเดิมพันบนความท้าทาย แนะทุกฝ่ายปรับตัวไว เพื่อคว้าโอกาสในช่วงเปลี่ยนผ่าน」
https://www.ddproperty.com/คู่มือซื้อขาย/ภาพรวม-ตลาดอสังหาริมทรัพย์ไทย-ครึ่งแรกปี2569-95376
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