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タイは持続可能な観光分野で国際的な評価を受け、ドイツ・ベルリンで開催された観光見本市「ITBベルリン2026」で行われた「グリーン・デスティネーションズ・ストーリー・アワード」を受賞しました。クラビー県のムーコーランタ国立公園による取り組み「ランタ島の再生する海岸の物語:ヤドカリ」が、自然・景観部門で1位を獲得しました。2026年3月7日にタイ広報局が伝えています。
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このプロジェクトは、ヤドカリが住処として利用する貝殻が不足している問題に対応するもので、観光客も参加できる形で沿岸生態系の保全を進める取り組みです。2020年にムーコーランタ国立公園が開始し、寄付された貝殻を自然に戻してヤドカリの新しい住処として活用しています。ヤドカリは海岸の生態系バランスを保つ重要な生物群とされており、この活動は自然保護と観光体験を結びつけた事例として注目されています。
この取り組みは、タイ国政府観光庁(TAT)、ムーコーランタ国立公園、観光事業者、民間企業、地域コミュニティなどが連携して進めており、観光客と地域住民がともに自然保護に参加できる観光モデルを生み出しています。
また、同イベントの「グリーン・デスティネーション・トップ100」では、タイの複数の地域も評価されました。環境・気候部門ではルーイ県チェンカーン郡が1位、ウタイターニー県が2位を獲得。さらに、ナーン県のドーイプーカ国立公園はハイキングを通じて森林保護の意識を高めるプログラムでシルバー賞を受賞し、パンガー県タクアパー旧市街は歴史的な鉱山町を持続可能な文化観光地へと再生した取り組みでブロンズ賞を受賞しました。
こうした成果は、環境保護、地域社会の参加、観光体験の質を組み合わせた持続可能な観光モデルをタイ各地で推進していることを示すものであり、タイが責任ある観光地として国際的な存在感を高めていることを示しています。
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