2026年3月1日 配信

2025年のタイのコーヒー貿易は大きく拡大しました。タイ商務省貿易政策・戦略局(Office of Trade Policy and Strategy)による統計で明らかになり、タイ政府広報が2026年3月1日に伝えました。
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2025年のコーヒー輸入額は約7億4,400万米ドルで、前年から58.92%増加しました。主な輸入先はベトナム、マレーシア、ラオス、インドネシア、日本です。原料や半加工品の調達拡大が背景にあるとみられます。
一方、輸出額は約1億7,800万米ドルで、前年比10.19%増となりました。主な輸出先はカンボジア、ラオス、オーストラリア、ミャンマー、フィリピンで、近隣国を中心にタイ産コーヒー製品の需要が伸びています。
同局は、スイスやドイツ、マレーシアのように、主要なコーヒー生産国でなくても加工や付加価値化によって世界的な輸出国へ発展できると指摘しています。タイにとっても産業高度化の好機であるとしています。
今後は、輸入コストの削減による国内事業者支援、高品質な加工の促進、最新機械や技術への投資拡大を進める方針です。さらに、環境配慮型パッケージの導入やフェアトレード認証の推進、先渡し契約制度の活用などを通じて、農家が適正価格を確保できる持続可能な取引体制の強化も図るとしています。
原料調達から加工、輸出までを一体的に強化することで、タイのコーヒー産業はさらなる成長を目指します。
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