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タイ南部パンガー県のシミラン諸島国立公園で、首にロープが絡まったウミガメが、観光客やツアーガイド、国立公園職員らの連携により救助されました。観光客からオンラインで寄せられた通報をきっかけに捜索と対応が行われ、ウミガメは間一髪で命を取り留めました。
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国立公園当局によりますと、1月14日午後4時46分ごろ、シミラン諸島のアオ・クアク湾付近で、ウミガメの首にロープが絡まっているとの情報が、国立公園の公式フェイスブックページに観光客から寄せられました。生命に危険が及ぶ可能性があるとして、職員が直ちに対応にあたりました。
通報を受け、国立公園のダイビング対応チームが現場周辺を捜索するとともに、周辺で活動するツアー会社にも協力を要請し、目撃情報の共有を進めました。
翌15日、複数の関係者の協力により、問題のウミガメを発見しました。ツアーガイドや観光事業者の協力のもと、首元に絡みついていたプラスチック製のロープを安全に取り除くことに成功しました。環境保護に関するSNSページからの情報提供も、救助活動に役立ったということです。
国立公園当局は今回の事例について、海洋に流出したプラスチックごみや漁具が、ウミガメをはじめとする海洋生物に深刻な被害を与えている現状を改めて示すものだと指摘しています。絡まり事故や誤って飲み込むケースは、重傷や死亡につながる恐れがあるとして注意を呼びかけています。
シミラン諸島国立公園は、救助に協力したすべての関係者に感謝を示すとともに、使い捨てプラスチックの削減、適切なごみ処理、海への流出防止に向けた行動を広く呼びかけています。負傷したウミガメや海洋生物を発見した場合は、無理に触れず、速やかに国立公園当局へ通報するよう求めています。
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