マッサージ店を隠れみのに未成年を売春させた疑いで姉妹2人を逮捕

©タイ警察中央捜査局

 タイ警察中央捜査局（CIB）は2025年11月28日、人身取引に関与した疑いで、マッサージ店を運営する姉妹2人を逮捕したと発表しました。2人は未成年を売春目的で斡旋した疑いを持たれており、刑事裁判所が発付した逮捕状に基づき、コーンケン県内とカラシン県内の住居と駐車場でそれぞれ身柄を拘束されました。

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今回の事件は、SNS上で未成年者の性的サービスが違法に募集されている投稿が確認されたことを受けて捜査が始まりました。これまでに仲介役とされる人物や、サービスを利用した複数の人物がすでに警察により摘発されています。

警察が仲介役の通信記録を分析したところ、姉妹が複数回にわたり18歳未満の少女を購入し、自分たちのマッサージ店内で違法行為に利用していた疑いが浮上しました。警察は証拠を基に逮捕状を請求し、今回の拘束に至ったとしています。

捜査の過程では、新たに15歳の少女が保護され、これまでに救助された被害者は合計3人となりました。医療機関の検査では、保護された少女に性行為による感染症が確認されており、警察は深刻な被害があったとみています。

姉妹2人は容疑を否認していますが、人身取引に関連する罪で捜査が継続されており、警察は法に基づいて手続きを進める方針です。