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「バンコク日本博2025」の2日目を迎えたタイですが、気象状況には注意が必要です。タイ気象局は2025年8月29日23時の発表で、南シナ海中部にある熱帯低気圧がタイに接近しており、今後数日にわたり全国で大雨に警戒が必要だと呼びかけました。
もっとも、「バンコク日本博2025」会場のクイーンシリキット・ナショナル・コンベンションセンターは屋内施設であり、地下鉄で直結しているため外に出ずに会場に到着できるので、来場者は天候を気にせず安心して楽しむことができます。
気象局によると、同日22時時点で低気圧は北緯17.5度、東経110.0度付近に位置し、中心付近の最大風速は時速55キロ。西寄り北向きに時速22キロで進んでおり、30日夕方にベトナム北部へ上陸したのち、ラオス北部を経てタイ東北部・北部へ移動する見込みです。その後、勢力を弱めながらも各地で強い雨をもたらす恐れがあります。
影響は 8月30日から9月1日 にかけて顕著となり、タイ全土で降雨量が増加。特に東北部と北部を中心に局地的な大雨や非常に激しい雨が予想されています。山間部や河川沿いでは、土砂崩れや鉄砲水、洪水が発生する危険性があるとして、厳重な警戒が呼びかけられています。
また、南西モンスーンの勢力が強まることで、アンダマン海とタイ湾上部では波の高さが2〜3メートルに達し、雷雨時には3メートルを超える可能性があります。小型船舶は出航を控えるよう求められており、沿岸部の住民には高波への注意が必要です。
気象局は「30日から9月1日までの間は特に注意を」と強調し、最新の予報を随時確認するよう呼びかけています。
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