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タイ東部チャンタブリー県マカム郡で2025年8月22日夜、建設中の歩道橋のコンクリート製桁(かけら)が崩落する事故が発生しました。現場は国道317号線の4車線道路。
事故が起きたのは午後8時20分頃で、重量約116トンのコンクリート桁が作業中に落下。近くには数十人の作業員がいましたが、幸いにも死傷者は出ませんでした。
崩落によって民間業者のクレーン車とトレーラー1台が下敷きとなり大破。道路の両方向が完全に塞がれ、1キロ以上にわたり渋滞が発生しました。関係機関は緊急対応として、周辺に迂回路を設置し、交通を分散させています。
現場では夜通し撤去作業が行われましたが、大雨の影響で作業は難航。重機を追加投入し、コンクリートを切断・分解したうえで大型クレーンで移動させる作業が続けられています。特に、桁の一部が車両の燃料タンクを直撃し、燃料漏れが発生しているため、火災防止の警戒が強められています。
歩道橋は総額約7百万バーツの予算で建設中でした。崩落の原因については、桁の設置工程やクレーンの耐荷重を巡る問題などが指摘されていますが、正確な理由はまだ調査中です。
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