SNSに銃を投稿していた男を逮捕、未登録銃器と実弾を所持

タイ警察は2025年5月29日午後、無許可で銃器と実弾を所持していたとして、33歳の男を逮捕しました。男は、登録されていない銃を所持したうえで、公共の場に持ち出していた疑いがもたれています。

警察によりますと、あるSNSアカウントで、銃を携帯している様子を頻繁に投稿していることを確認し、捜査を開始しました。投稿主が男であることが判明したため、証拠を集めたうえでトンブリー刑事裁判所に捜索令状を申請。家宅捜索を実施した結果、以下の物品が押収されました。

半自動拳銃 1丁
.380口径の実弾 14発
.380口径マガジン 2本
9mm弾 2発

さらに、男には2022年7月26日付でナコンサワン地方裁判所から出されていた逮捕状もあることが明らかになりました。警察はその場で男を逮捕し、ラクソーン警察署に身柄を移送しました。

警察は、「銃器の購入、所持、携帯には正規の登録が必要です。登録されていない銃を取引した場合、売買の双方に刑事罰が科されます」と警告しています。未登録銃器の販売には、禁錮2年から20年、罰金4,000バーツから40,000バーツの刑罰が定められています。