|

日本航空(JAL)の東京-バンコク線が2026年10月4日、就航70周年を迎えました。現在では毎日複数便が行き交う東京-バンコク線ですが、その始まりは1956年、香港を経由する週2往復の路線でした。タイ国政府観光庁(TAT)日本事務所などが伝えています。
JALの公式社史によると、バンコク線が開設されたのは1956年10月4日です。
当時すでに運航していた東京-香港線をさらに南へ延ばし、東京-香港-バンコクを結ぶ路線としてスタートしました。使用されたのはダグラスDC-6B型機で、運航は週2往復でした。
現在のように東京からバンコクへ直接向かう路線ではなく、まず香港へ飛び、そこからバンコクへ向かう時代でした。
当時、JALの国際線ネットワークはまだ拡大の途上にあり、バンコクはサンフランシスコ、ホノルル、香港に続いて就航した初期の海外都市の一つとなりました。
バンコクへの就航から約1年7か月後の1958年5月8日、JALは路線をさらにシンガポールまで延長しました。
これにより、東京-香港-バンコク-シンガポールというルートが誕生。東京から香港、バンコクを経てシンガポールへと、東南アジアを南下する国際線ネットワークが形成されていきました。
いまではバンコクが旅の目的地になることは珍しくありませんが、当時はさらに南へ向かう国際線の重要な中継地点としての役割も担っていました。
Aviation Wireによると、現在JALは羽田・成田とバンコクを合わせて週21往復、1日3往復を運航しています。
1956年の週2往復と比べると、単純な運航回数だけでも大きく増えました。
同メディアは、JAL幹部の説明として、2025年の東京-バンコク線利用者が約60万人に達し、同社の東南アジア路線では最多だったとも伝えています。
東京-香港-バンコクを週2往復で結んだ1956年から70年。
途中で航空機も空港も運航形態も大きく変わり、現在では羽田・成田からバンコクへ毎日3往復が運航されるまでになりました。
10月4日には羽田空港で就航70周年を記念するイベントも開催されましたが、その背景には、戦後間もない時代から続いてきた日本とタイを結ぶ航空路線の長い歴史があります。
※出典
日本航空(JAL)-JALの歴史
タイ国政府観光庁(TAT)-日本航空(JAL)バンコク線就航70周年記念イベント
Aviation Wire-JAL、バンコク就航70周年 東南アジアで乗客最多
関連記事
新着記事