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バンコクで会社に放火、トルコ人男と元交際相手の女を逮捕 1000万バーツ超の不正証拠を焼却か

2026年9月30日 配信

バンコクのペッチャカセーム警察署は、バーンケー区の会社に放火した疑いでトルコ人の男(31歳)を逮捕し、さらに男に放火を依頼した疑いで同社の元営業責任者だったタイ人の女(40歳)を逮捕しました。会社では1000万バーツを超える不正疑惑について調査が進められており、警察は証拠となる会計書類などを焼却する目的で放火が行われたとみて捜査しています。各報道が伝えています。



バーンケーの会社で未明に火災

事件が発生したのは2026年9月25日午前2時49分ごろ。バンコク・バーンケー区サンペーン2地区にある会社で火災が発生しました。

現場は3階半建ての商業ビル2棟で、1階から3階までがオフィスとして使用されていました。火は1階から上階へ広がり、建物内部の家具や机、書類などが焼け、被害は建物内部のおよそ90%に及んだとされています。負傷者や死亡者はいませんでした。

ペッチャカセーム警察署の捜査員と鑑識担当者が現場を調べた結果、電気系統などによる事故ではなく、意図的に火を付けた放火事件である可能性が高いと判断しました。

防犯カメラからトルコ人男を特定

警察は周辺の防犯カメラ映像などを調べ、トルコ国籍のEmres Badas容疑者(31歳)が事件に関与した疑いがあるとして捜査を進めました。

トンブリ刑事裁判所は9月26日、建物への放火容疑で逮捕状を発付。警察は翌27日午前8時15分ごろ、バンコク・ディンデーン区のコンドミニアムで男を逮捕しました。

警察の捜査から、男が単独で計画した事件ではなく、被害に遭った会社の元営業責任者だったタイ人の女が関与していた疑いが浮上しました。

元交際相手に放火を依頼した疑い

警察によると、女はトルコ人の男の元交際相手でした。

女は会社の営業責任者として勤務していましたが、会社側が売上記録などを調べたところ、不正な処理が行われていた疑いが浮上。当初、約60万バーツの被害が確認され、女は返金に応じたとされています。

しかし会社側が過去約10年間の取引を詳しく調査したところ、被害額は1000万バーツを超える可能性があることが判明しました。

会社側は訴訟に向けて関連する会計資料や証拠をまとめ、社内の書類保管庫に保管していたとされています。

警察は、女がこれらの証拠をなくすため、元交際相手だったトルコ人の男に放火を依頼した疑いがあるとみています。

一部報道では、男が放火の報酬として1万バーツを受け取ったとされています。

女もノーンケーム区で逮捕

警察は証拠を集め、トンブリ刑事裁判所が9月28日、女について「他人に建物への放火を指示した」容疑で逮捕状を発付しました。

警察は同日午後8時ごろ、バンコク・ノーンケーム区の自宅前で女を逮捕しました。

逮捕された2人はペッチャカセーム警察署に移送され、警察が事件の詳しい経緯について捜査を続けています。

なお、会社で発覚したとされる1000万バーツを超える不正についても、放火事件とは別に詳しい調査が進められています。

※出典
Siamnews「สืบเพชรเกษม รวบหัวหน้าเซลล์สาวแสบ จ้างอดีตแฟนชาวตุรกีเผาทำลายตึกบริษัท หวังวอดหลักฐานทุจริต 10 ล้าน」
MGR Online「รวบสาวหัวหน้าฝ่ายขาย จ้างอดีตแฟนตุรกีเผาบริษัท ล้างหลักฐานโกง 10 ล้าน」
Matichon「รวบอดีตหัวหน้าฝ่ายขาย จ้างอดีตแฟนต่างชาติ วางเพลิงเผาบริษัท หวังล้างหลักฐานโกง 10 ล้าน」
Daily News「ปิดเกม! หัวหน้าเซลสาวจ้างอดีตแฟนตุรกีเผาบริษัท ทำลายหลักฐานยักยอก 10 ล้าน」