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タイと日本を結ぶ国際線も運航するエアアジアX(エアアジアグループ)は2026年6月25日、航空機の運航頻度と輸送能力を段階的に回復させ、2026年8月までに全面回復した運航体制を目指す方針を発表しました。
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主要市場で旅行需要が堅調に推移していることや、地域情勢の安定化が続くことに期待を示しながら、運航パフォーマンスの改善、路線網の効率化、機材の最新化を進めます。
エアアジアグループは現在、ネットワーク全体で便数と輸送能力の回復を進めています。
新たな就航地として、韓国・釜山、中東のバーレーン、英国・ロンドン、インドネシア・バタム島のほか、複数の国内路線を発表しました。
今後も新規就航の可能性を検討し、持続可能な事業規模と長期的な収益性が見込める路線を優先して展開する方針です。
航空燃料価格が正常化しつつあることを受け、エアアジアは利用者向けの割安な運賃を段階的に回復させるとしています。
同社は、東南アジア域内外を手頃な価格で移動できる環境の提供を重要な使命と位置付けており、運賃の適正化によって、地域内の旅行や観光、経済活動の拡大につなげたい考えです。
エアアジアグループは、過去2四半期にわたり、機材管理や路線網の最適化、コスト管理を進めてきました。
2026年4月以降、グループ傘下の7航空会社は、150以上の就航地を結ぶネットワークで、平均85%の定時運航率を安定して達成しているとしています。
業務面では、人工知能(AI)やデータに基づくツールの導入も加速させ、意思決定の迅速化や運営効率の向上を図ります。

機材については、旧型機や効率の低い航空機を順次返却し、新型機への更新を進めます。
導入を進めるエアバスA321LRは、座席当たりの燃料消費量を最大20%削減できるとしています。
さらに、今後導入予定のエアバスA220についても、燃料効率の改善と運航コストの削減が期待されており、収益性の向上と競争力のある運賃の維持につなげます。
エアアジア・グループのボー・リンガムCEOは、航空需要が地域全体で拡大する中、より多くの人が航空旅行を利用できる環境を整えることが最優先だと説明しました。
そのうえで、手頃な運賃を維持するためには、航空会社だけでなく、政府や空港、観光業界など関係機関の協力が必要だと指摘しました。
今後1~2年間については、空港使用料や税金、その他の料金の値上げを避けるよう求めています。
料金の上昇を抑えることは、航空需要の維持や接続性の向上、東南アジア各国の経済回復を支えるうえで不可欠だとしています。
なお、エアアジアXから「エアアジアグループ・ベルハド」への社名変更は、第19回定時株主総会での株主承認と、マレーシア企業委員会への登録を条件としています。
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