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2026年2月8日に予定されているタイ総選挙を前に、セックスワーカーの権利や法制度をテーマとした公開討論会がバンコクで開催されました。この様子をBangkok Postが2026年2月1日に報じています。
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この討論会は、セックスワーカー支援団体 SWING Thailand(Service Workers in Group Foundation)が主催したもので、イベント名は「Sex Worker(s) and the City」です。2026年1月24日、バンコク・スクンビット23のソイ・カウボーイにある店舗を会場として行われ、同団体のFacebookページを通じてライブ配信されました。
SWING Thailandの告知によりますと、このイベントは、夜間労働に従事する人々の声を政策に反映させることや、セックスワーカーの権利、安全、尊厳について政党がどのように考えているのかを共有することを目的としていました。また、「都市は誰のものなのか」という問いを参加者とともに考える場とされ、安全で相互に尊重し合う対話の空間を掲げて開催されたとしています。
Bangkok Postの報道によりますと、討論会には複数の政党の代表者が参加し、セックスワークを巡る政策や法制度について意見交換が行われました。議論では、政治がどのようにしてセックスワーカーの生活改善に関与できるかが主なテーマとされたと伝えています。
同紙によりますと、タイではセックスワークは現在も法律上は犯罪とされています。一方で、2023年10月には官報により「規制違反」として分類され、社会開発・人間安全保障省の職員のみが罰金を科す制度へと変更されました。しかし、法的な位置づけが依然として不明確な状況が続いており、恐喝や賄賂などの問題が生じやすいことや、不当な労働条件や虐待が十分に是正されていない現状があるとしています。
Bangkok Postは、討論会に参加した政党関係者が、セックスワーカーを労働者として捉えた法的保護の必要性や、非犯罪化の是非、人権や差別の問題、現行制度が汚職の温床になっているとの指摘などについて、それぞれの立場から意見を示したことを報じています。
SWING Thailandは、政策は人々の現実の生活から始まるべきだとし、セックスワーカーの生活と政治は切り離せない関係にあるとして、こうした公開の対話の場を設けたとしています。
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