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タイのダイキン、労働組合との交渉が決裂~12月6日からロックアウトを実施へ

2025年12月5日 配信

タイのダイキン・インダストリーズ社は、労働組合とのボーナス交渉が合意に至らなかったことから、関係する組合員に対し ロックアウト(就労停止措置) を実施すると発表しました。2025年12月4日付で同社が発行した通知文がSNS上で拡散し、注目が集まっています。各報道が伝えています。

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同社によりますと、労働組合「ダイキン・アマタラッタナランシー労働組合」との間では、ボーナス支給額に関する要求を巡り協議が続けられてきました。会社側は「基本給5か月分+12,000バーツ」を提示しましたが、従業員側は業績に見合う増額を求め、双方の主張が折り合わなかったとされています。

これまで複数回にわたり、労働争議調停官の立ち会いのもとで交渉が行われました。しかし、12月4日の最新協議でも合意には至らず、同社はこの日の正午をもって交渉を終了する判断を下しました。

通知文では、調停手続きを経ても解決できなかったため、タイの労働関係法に基づき ロックアウトを行う権利を行使する と明記されており、対象は組合および関係組合員となっています。ロックアウトは 12月6日午前8時から 開始される予定です。

ロックアウトは雇用関係を維持したまま一時的に就労を止める措置で、期間中は会社側に賃金支払い義務が発生しません。解雇とは異なり、あくまで争議中の対応として位置づけられています。

今回の措置が今後の労使関係にどのような影響を与えるのか、各方面の注目が高まっています。

 

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