アユタヤで交通事故、観光警察が外国人をサポート

2025年9月7日午後4時39分頃、アユタヤ県パーククラン地区で自動車同士の接触事故が発生しました。運転しいた外国人が対応に困っていたため、観光警察が現場に駆けつけ、通訳や手続きの支援を行い、事故処理がスムーズに進められました。観光警察は外国人旅行者に寄り添った対応を続けており、安心して旅ができる環境づくりに努めているとしています。

アユタヤはバンコクから車で約1時間半とアクセスが良く、日本人を含む多くの観光客が日帰りで訪れる定番スポットです。ゾウ乗り体験や水上マーケットなど、異国情緒あふれるアトラクションに加え、歴史的価値の高い遺跡群が人々を惹きつけています。

その歴史は1350年の建都に始まり、1767年にビルマ軍の攻撃を受けるまで417年間、アユタヤ王朝の都として繁栄しました。チャオプラヤー川とその支流に囲まれた地形を活かした水運や国際貿易で発展し、17世紀にはヨーロッパと東アジアを結ぶ国際都市として栄華を極めました。都市計画や中央集権制度、貿易制度などはその後のバンコク王朝にも引き継がれ、タイの近代国家の基盤となっています。