名誉毀損で指名手配の22歳、潜伏先でケタミン入りリキッド1122点を発見

バンコク首都警察は2025年8月16日未明、名誉毀損容疑で逮捕状が出ていた22歳の男をパトゥムターニー県クローンルアン郡内のコンドミニアムで確保しました。

警察によると、男は以前から名誉毀損に関する事件で裁判所から逮捕状が出されており、行方を追われていました。捜査の結果、潜伏先がコンドミニアムの一室であることが判明し、捜査員が現場に踏み込み身柄を確保しました。

その際、部屋を捜索したところ、金色のパッケージに詰められた電子タバコ用リキッド（いわゆる「ポッドケー」）が1,122点見つかりました。このリキッドには麻薬取締法上の第2種向精神薬に分類されるケタミンが含まれており、男は自らのものであり販売目的で所持していたことを認めたということです。

このため警察は、名誉毀損容疑に加えて「ケタミンを含む向精神薬を販売目的で所持し、拡散させる行為」にあたる麻薬犯罪の容疑でも追及。男は押収品とともにクローンルアン警察署へ移送され、今後は厳正な法的措置が取られる見通しです。