タイ労働局、日本での技術研修プログラム参加者を募集～渡航前研修や生活支援も無料

タイ労働省雇用局は、日本での技術研修を希望するタイ国籍者を対象にした「2025年IM Japan 技術研修プログラム」の応募受付を開始しました。このプログラムは、日本の公益財団法人・国際人材育成機構（アイム・ジャパン）との協力のもと実施され、参加者には日本渡航前に4か月間の日本語研修、宿泊、食事がすべて無償で提供されます。2025年7月9日にタイ政府メディアNNTが伝えています。

研修生として選抜された参加者は、日本の産業現場で実践的な技術を学ぶ機会が与えられ、研修終了後には公式の修了証とともに、タイ帰国後の生活支援金として60万円が支給されます。

第4期（2025年）の男性応募枠は2回に分けて募集され、第一次が7月1日から31日まで、第二次が8月1日から31日までの受付です。女性を対象とした第5期は、7月21日から27日までの短期間で募集されます。すべての応募は、タイ海外雇用管理局のE-Serviceプラットフォーム（https://toea.doe.go.th）を通じてオンラインで行われます。

なお、選考試験はバンコクにある試験センターにて実施され、筆記試験と体力測定が含まれます。雇用局は、応募から選考までの全プロセスで一切の費用がかからないことを明言しており、参加希望者に対して安心して応募するよう呼びかけています。

応募資格や試験日程などの詳細は、タイ労働省雇用局の公式ウェブサイト、海外雇用管理部門、またはIMthailandのFacebookページにて確認できます。