タイ風俗サイドラインで未成年売春、仲介の少女を逮捕

タイ警察中央調査局（Central Investigation Bureau：CIB）は2023年11月4日、タイ北部ピチット県のホテルで、17歳の少女に売春をさせたとして、19歳の少女を容疑者として逮捕したと発表しました。

タイでは最近、従来の店舗型性風俗ではなく、個人やグループがウェブサイトやSNSを通じて顧客を募り、ホテルに顧客を招いて売春を行うサイドライン（ไซด์ไลน์）と呼ばれる性風俗が広がっています。

タイ警察は、未成年の少女の写真を掲載し、売春の顧客を募るXアカウントを発見しました。

囮捜査で警察官が身分を隠してXアカウントに連絡を取り、1200バーツで売春に合意。警察官が指定のホテルへ向かうと、17歳の少女とともに仲介を行っていた容疑者が姿を見せ、容疑者が売春の代金1200バーツを受け取ったところで逮捕しました。

容疑者は、未成年に売春させた容疑を認め、1200バーツの代金のうち200バーツを受け取っていたと供述しました。