タイ観光、日本市場の復活に重点を置く

2023年1月1日から9月30日までに、日本からタイへの訪問者数は574,740人を記録しました。タイ国政府観光庁の日本市場に対する計画では、2023年を通して日本からの訪問者数は84万5,000人となり、2024年には100万人の大台を突破する予定です。

タイ国政府観光庁は、2023年10月26日から29日まで大阪で開催された「ツーリズムEXPOジャパン2023」で、日本市場の復活に特に重点を置きました。

タイ観光・スポーツ大臣のスダーワン・ワンスパキットコーソン氏は、「日本最大の旅行見本市であるツーリズムEXPOジャパンは、タイの観光業界にとって日本の観光パートナーとのビジネス関係を強化し、観光地としてのタイを宣伝する素晴らしい機会となる。」と述べました。

タイのスタンドでは、国連の17の持続可能な開発目標（SDGs）に沿ってタイ国政府観光庁が開発、実施した持続可能な観光目標（STG）を紹介しました。

タイのホテル8社と航空会社3社からなる11社がタイ国政府観光庁のスタンドに参加し、日本中のバイヤーと300件の商談を交わしました。 提供される商品やサービスには、環境、文化、歴史に対する市場の関心を反映した、持続可能な観光体験、文化・歴史ツアー、地元コミュニティ、スパ、マッサージ、タイ料理などが含まれていました。

スタンドへの訪問者は、伝統的なイサーン楽器と現代楽器の創造的なプレゼンテーションで知られるマカオハン楽団による演奏にもてなされました。 毎日のアクティビティには、海のゴミで作られたビーチサンダルのDIYワークショップ、職人の製品の展示、タイの人気のランドマークを背景にした写真ブースなどがありました。