タクシー協会が推奨する「満足感を生み出すタクシーの利用法」に批判

タイタクシー協会（Thai Taxi Association  สมาคมแท็กซี่ไทย）は2023年8月25日、満足のいくタクシー乗車を確保するための6つ推奨事項を公式Facebookページに投稿し、議論を巻き起こしました。推奨事項には、乗車前に尋ねること、チップを忘れないことなどが書かれています。

１，タクシーを拾う時は、道路の正しい側に立ってください。そうすることで、タクシー運転手が乗車を拒否する可能性を減らし、乗車までの時間を短縮できます。

２，乗車前に、行き先や料金について確認してください。そうすることで、誤解を避け、適切なエチケットを保つことができます。

３，特に、大量の荷物を持っている場合や、運転手に近道をお願いした場合は、チップを忘れないでください。

４，曲の指定、エアコンの調節、友人のピックアップや買い物のために途中下車の依頼など、要求するようなことは避けてください。

５，タクシーを拾う時は、列に並んでください。車内での電話の充電、電話のスピーカーフォンの使用、ATMで現金の引き出し、運転手にお金の貸し借りをお願いするなど、乗車中の乗客の邪魔をしたり、列を切ったりしないでください。

６，ラッシュアワーや、タクシーを拾うのが難しい場所では、Grab Taxiを使いましょう。そうすることで、タクシー運転手とのトラブルを減らすことができます。

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タイタクシー協会のこれらの推奨事項は、乗客に命令的であり、顧客を不利に扱っているとして、多くの批判を呼んでいます。

例えば乗車前の確認は、乗車拒否ができることが前提です。友人のピックアップを拒むのは、指定したルートに従わないということ。タイでは2か所の目的地を指定すると、最初の目的地でメーターをリセットし、改めて初乗り運賃から支払わせようとするタクシーは少なくありません。