タイ警察士官学校の入試不正に17人が関与

©タイ警察中央調査局

タイ警察中央調査局（ตำรวจสอบสวนกลาง、Central Investigation Bureau：CIB）は2023年3月30日、タイ警察士官学校の入学試験の不正行為（入試問題を解答付きで販売）に関与した疑いで、17人を拘束したと発表しました。 

発表によると、17人の容疑者のうち2人は2つの政党の選挙候補者となる可能性があるとのこと。警察は 2人の政治家を迫害していないと主張し、警察は彼らに対する告発を立証する十分な証拠を持っていると付け加えました。

17人の容疑者全員が、犯罪との関係と、他人に損害を与える可能性のある方法で公式文書にアクセスしたとして逮捕されています。彼らは全員保釈されました。

警察は、過去5年間に約500人の受験生が不正行為を行っており、その全員が生涯ブラックリストに載っていることを明らかにしました。

今後の不正を防ぐため、筆記試験の会場を減らし、効果的な監督をしやすくする予定です。