タイ保健省「古着のセーターは洗ってから着用を」

タイは雨季を終えて、2022年は10月29日（土）から冬入り（乾季入り）しました。タイ気象局の予報によると、この冬は昨年よりも寒くなるのだとか。

タイ保健省は、寒くなるとの予報を受けて、体を温めるために古着のセーターを購入して着用することを勧めています。その際は、しっかり洗って着用をするように呼び掛けています。

近隣諸国から輸入された安価なセーターをはじめとした古着は、適切にクリーニングされていない場合があり、そのまま着用すると白癬（白癬菌と呼ばれる真菌＜カビ＞によって生じる感染症）を発症する可能性があるとのこと。また、アイロンのりも高濃度の場合は皮膚を刺激する可能性があり、注意が必要です。さらに、クリーニングが難しい革製品は避けることを勧めています。なお、買い物中もマスクを着用して、ホコリを吸い込まないようにすることを推奨しています。

 購入をした古着は、普通の洗剤で洗濯し、1分～1時間煮沸し、10リットルあたりキャップ1杯の次亜塩素酸ナトリウムを加えたものか、1～2リットルあたり2～3カップの酢を加えたものに1時間浸し、再び洗濯するように推奨。万が一着用してかゆみなどを感じた場合は、適切な治療を受けるようにとのことです。

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