バイクタクシーを騙す外国人、外国硬貨で支払いも価値は7バーツ

新型コロナウイルスの規制が大幅に緩和されたことで バンコクの街には悪徳タクシーが戻ってきたとお伝えしましたが（参照 バンコクの悪徳タクシーが復活！コロナ禍は明けたと確信？）、一方でタクシーを騙す外国人も現れてきたようで・・・。

各報道によるとバンコク近郊のサムットプラカーン県のバイクタクシーの運転手が、外国硬貨で支払いをする外国人に注意をするように警告しています。

63歳の運転手は、1人の外国人客に騙された経験について明らかにしています。

その外国人客は、15キロメートルの距離で300バーツを支払うことに同意。目的地のショッピングモール到着後、用事後にさらに10キロ離れた場所に行きたいからと、入り口で待っているように運転手に言ったとのこと。

外国人客は合わせて450バーツ支払うことに同意し、最終目的地に到着。そこで外国人は運転手にユーロ硬貨を渡し、親指を立てて去っていったのだとか。

運転手は、渡されたコインが20ユーロ硬貨だと思い約700バーツの価値があると喜んでいましたが、後に実際に渡されたのは約7バーツの価値の20ユーロセント硬貨だったと気づき、憤慨したのでした。

 運転手はメディアの取材に対し、タクシー運転手は外国人乗客には気をつけ、タイの通貨しか受け取らないように警告し、タイバーツを持っていない乗客は拒否するように呼びかけました。

騙された運転手は、今回受け取った20ユーロセント硬貨は、外国人に騙された日の思い出として保管すると話しています。