タイの子供（5歳～11歳）の28.7％が新型コロナワクチン未接種

タイ保健省は5月から始まる新学期を前に、5歳から11歳の子供の28.7％がまだ一度も新型コロナウイルスワクチン接種をしていないことを受け、保護者に対して子供たちに接種させるように呼びかけています。

タイ保健省は新学期を前に調査を行い、5歳から11歳の子どもの54.1％が一回目のワクチン接種を受けて2回目の接種を予定している一方で、28.7％未接種であることが明らかになりました。

世論調査によると、多くの親が子供への接種に不安を感じており、77.2%が副反応が出ることを心配し、55.3%が安全性に懸念があると回答しています。

保健省は、5歳から11歳の年齢層では、ワクチンによって病気に対する免疫力が向上し、重篤な症状や死亡を防ぐことが分かっており、学校に戻る子供たちには最高の予防策であると述べています。

バンコクのバンスー中央ワクチンセンターでは、毎日午前9時から午後4時まで、5歳から11歳の子供向けに、ファイザー製ワクチンのウォークイン接種を実施しています。