タイ保健省が新型コロナの死亡者数を見直し、最大30％が基礎疾患が死因も

タイ保健省は、新型コロナウイルスが原因で死亡したとされる人の最大30%が他の基礎疾患によって死亡したとして、新型コロナウイルスの死亡者数の記録方法を改正する計画を明らかにしました。2022年3月12日のタイ国営メディアNNTが伝えています。

タイ保健省アヌティン・チャーンビラクル大臣は3月10日、新型コロナウイルスに関連する死亡原因をより正確に特定するための修正を実施すると述べました。

タイ保健省によると、新型コロナウイルスに感染して死亡した人々の10～30％が、ガン、高血圧、心臓病などの重篤な基礎疾患を持っていたことが分かったとのことです。

なお最新の3月12日の発表では、タイで1日で確認された新型コロナウイルスが原因の死亡者数は68人。2020年以降の累計死亡者数は23,643人です。