豚バラ1キロ200バーツ以上！「豚委員会」で豚肉の小売価格の高騰に対処

プラユット・ジャンオーチャー首相は、豚肉の小売価格の高騰に早急に対処するよう関係省庁に要請。養豚業者や生産者のコスト削減を支援するため、いわゆる「豚委員会」 が設置されました。現在豚バラ肉は、1キログラムあたり200〜250バーツになる地域もあるようです。

豚肉製品の小売価格はここ数週間急騰しており、レストランやホテルの再開による需要の高まりとは対照的に、コストの上昇と供給の少なさが原因だと伝えられています。

供給が少ないのは、大洪水における水系感染症など病気の増加や、医薬品コスト、飼料コストの上昇によるものなどといわれています。

プラユット首相は、商務省と農業・協同組合省にこの問題を体系的に解決するよう命じました。「豚委員会」では、コスト削減策、豚ワクチンの開発、より多くの人が豚を飼うことを奨励するための資金パッケージなど、短期的および長期的な解決策を見出すことになっています。

また商務省は、豚肉の特別割引キャンペーンを開始し、大手小売店や卸売業者に対し、現在の価格設定を維持するよう求めています。