「シーチャン島モデル」対象の島民全員に新型コロナワクチン接種を目指す

シーチャン島の船着場

バンコクから最も近いリゾートアイランドと言われる、チョンブリ県シーチャン島。多くの日本人が暮らすシラチャ沖にあるために、日本人にもお馴染みの島です。そんなシーチャン島で「シーチャン島モデル」と呼ばれる新型コロナウイルスワクチン接種キャンペーンが2021年5月21日より開始しました。

人口4,000人の小さな島であるシーチャン島では観光復興のモデルとして、強制ではありませんが、新型コロナウイルスワクチン接種の対象となる島民の100％に、接種を行なうことを目標としています。

シーチャン島の首長によると、シーチャン島は外国人観光客による観光収入が経済の中心であるため、新型コロナウイルス拡大の影響を大きく受けています。地域経済を回復させるために「シーチャン島モデル」として、対象となる島民全員にワクチンを接種する計画です。

なお将来的には、シーチャン島を訪れるためには、ワクチン接種を受けているか、同様のステータスを証明できるものを提示するというルールを設ける可能性もあるとのこと。

シーチャン島は、小さな島のため「シーチャン島モデル」を簡単に行なうことが出来ると市長は語りました。

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