ヒキガエルの血入り酒で5人死亡、タイ警察は酒売りの男を追跡中

ヤードン（ยาดอง）

タイの街角では「ヤードーン（ยาดอง）」と呼ばれる酒が売られているのを度々見ます。果物やハーブなどがつけてある酒で、いかにも元気になりそうなのですが、中には“ヤバい”ヤードーンもあるようで・・・。

2019年10月の終わりにタイ東部サメット島で、ヒキガエルの血入りヤードーンを飲んだ47歳の男性が死亡しました。男性が亡くなるまでの2日間で、ヒキガエルの血入りヤードーンを飲んだ3人が昏睡状態に陥り、10人が重症となりました。問題のヤードーンを販売していた男は逃走。警察は行方を探していたのですが・・・。

それから一月ほど経ちチョンブリ県で、同じくヒキガエルの血入りヤードーンを飲んだ78歳の女性が死亡。ヤードーンを販売していたのは、サメット島でヤードーンを販売していた男と見られています。

なおヒキガエルの血入りヤードーンを飲んで死亡したのは、ここ1ヶ月で5人。警察は現在もヤードーンを販売していた男の行方を追っています。