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サムイ島、年間5000人以上が鬱病を治療
タイ南部サムイ島は、タイ湾に浮かぶリゾートアイランド。島の人は毎日青い海を眺めながら、のどかに暮らしているようなイメージですが、実際は・・・。
サムイ島病院副院長は2019年11月4日、メンタルヘルスのイベントで、2018年にサムイ島で5452人が鬱病の治療を受け、その内4713人が深刻な病状であったことを明らかにしました。
サムイ島の人々は1989年以降、生活費の上昇、失業、政治、犯罪、薬物乱用などのさまざまな要因により精神衛生上の問題が増大。サムイ島病院では現在、メンタルヘルスの専門家を雇用して、患者のケアを行っているとのことです。
日本の厚生労働省によると、鬱病等の気分障害が自殺の要因として特に重要であることが明らかになっているそうですが、世界保健機関（WHO）が実施した最近の調査によると、タイはASEAN地域で最も自殺率が高くなっています。
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