バンコクのタクシー値上げ反対派が多数～賛成派は乗車拒否の減少に期待も

先日伝えられたバンコクのタクシー運賃値上げについてタイ国立開発行政研究院（NIDA）は世論調査を実施、多くの人が値上げに反対していることが明らかになりました。2019年8月8日と9日に、バンコクと近郊の住民1,505人に調査を行っています

バンコクのタクシー運賃値上げへ、今後一ヶ月以内に

タクシーの運賃が今後、移動距離1キロから10キロまでの1キロあたりの加算が6バーツから6.5バーツになることについては、62.52％が反対。一方、賛成は35.02％で、生活費の上昇のため値上げは許容するとし、乗車拒否が減少することに期待をするという意見もあるようです。

また渋滞中に加算される額が、現在の1分あたり2バーツが今後3バーツになることへの反対は81％となりました。

さらに空港のタクシー乗り場を利用する際のチャージが現在の50バーツから70バーツ（大型タクシーは90バーツ）になることについては76.34％が反対しています。