パクソイのおばあちゃん、母を亡くした子猫にミルクを飲ます～バンコクの街角の風景

パクソイ（路地の入り口）の家に住んでいる80歳過ぎのおばあちゃんの趣味は、植木のお手入れと、猫と九官鳥のお世話。以前は犬も飼っていましたが、家の前で車に轢かれて死んでしまいました。

野良犬や野良猫がいない日本では犬や猫が交通事故に遭った場面を見たことがありませんが、タイでは野良の他に放し飼いの犬猫も多いこともあって、何度か事故の瞬間や事故に遭った直後の犬猫を見ています。

この日おばあちゃんが世話をしていたのは、母親を交通事故で亡くした子猫たち。まだミルクが必要な赤ちゃんですが、母親がいなくなったため、飼い主が哺乳瓶でミルクをあげるのだそうです。しかしこの日は飼い主が用事で出かけたため、おばあちゃんが1日だけ子猫たちを預かっていました。

毛色は違いますが、この2匹は兄弟。スタイルや目の青さは「言われてみれば兄弟かな？」という感じです。

実はこの2匹に加えてもう一匹黒い子猫がいて、3兄弟。色がまるで違うのに、兄弟とは猫って不思議ですね。

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