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タイ西部ターク県メーソート郡で2026年10月23日夜、警察がピックアップトラックからレッサーパンダ1頭を発見し、密輸に関与した疑いで男2人を逮捕しました。保護されたレッサーパンダは衰弱しており、獣医師による健康診断と回復に向けたケアが進められています。タイ国立公園・野生動植物局が10月24日に発表しました。
警察によると、10月23日午後7時30分ごろ、メーソート郡ターサイルアット地区のセーリータイ通りで違法行為の取り締まりを実施していたところ、不審なピックアップトラックを発見しました。
車内を捜索した結果、隠されていたレッサーパンダ1頭を発見。乗っていた男2人に所持や輸入に関する許可書類の提示を求めましたが、いずれも提出できなかったため、警察はレッサーパンダを押収し、2人を拘束しました。
翌24日午前10時、押収されたレッサーパンダはメーソート野生動物検問所に引き渡され、その後、ターク県の第14保護区管理事務所に所属する獣医師が健康状態を確認しました。
獣医師による初期診断では、レッサーパンダは輸送によるストレスで興奮し、疲労した状態だったものの、外見上は大きな傷などは確認されませんでした。
今後は隔離して健康状態を詳しく調べるとともに、適切な食事と栄養管理によって体力の回復を図る方針です。
メーソート野生動物検問所のジュタマート・ティーフォン所長は、動物の安全と福祉を最優先に、ストレスをできるだけ軽減しながら保護を進めると説明しています。
レッサーパンダは、ワシントン条約(CITES)の附属書Iに掲載されている国際的な保護対象種で、商業目的の国際取引は原則として禁止されています。
当局は健康状態が十分に回復した段階で、適切な飼育環境を備えた野生動物保護施設などへの移送を検討するとしています。
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