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タイの外国人旅行者から1人450バーツを徴収する「観光税(いわゆる入国税・ค่าเหยียบแผ่นดิน)」をめぐり、人民党のアヌソーン・タンマジャイ下院議員が2026年9月22日、国会で記者会見し、徴収金をタイ観光振興基金へ直接入れる案に反対を表明したと、Prachatai、Khaosod、Matichonなど複数のタイメディアが報じています。
アヌソーン議員は、下院の金融・財政・金融機関・金融市場委員会の副委員長を務めています。
同議員によると、委員会では9月17日にタイ観光・スポーツ省から、外国人旅行者を対象とした観光料金の徴収について説明を受けました。
現在検討されている案では、外国人旅行者から1人450バーツを徴収し、タイ観光振興基金に入れる仕組みが想定されています。
タイ観光振興基金が公表している意見募集資料でも、料金は1人450バーツとされており、30日以内であれば複数回タイへ入国しても再度支払う必要がない仕組みが示されています。
アヌソーン議員が問題視しているのは、徴収そのものだけでなく、その収入を通常の国家予算とは別枠の基金へ直接入れる仕組みです。
同議員は、基金に直接入れば通常の予算編成・審査を経ないため、支出の透明性や監督という面で問題が生じる可能性があると主張しています。
また、徴収を実施する場合でも、収入はいったん財務省へ納め、通常の国家予算の仕組みを通じて使うべきだとの考えを示しました。
なお、「資金が流出する」「不正につながる」といった指摘はアヌソーン議員側の主張であり、政府が不正や資金流出を認めたものではありません。
アヌソーン議員は、観光・スポーツ省による影響試算についても言及しました。
外国人旅行者3320万人、1人450バーツを前提とした試算では、徴収によって外国人旅行者が約6万6200人減少し、観光収入も約31億1400万バーツ減少する可能性があるとしています。
一方、徴収した資金は観光地の開発や観光支援、外国人旅行者向け保険などに使用することが想定されています。
タイ観光振興基金が公表している案では、外国人旅行者向け保険の提供も資金の用途の一つとなっています。
今回の450バーツ徴収については、現時点で徴収開始が確定したという意味ではなく、制度案について検討や意見募集が進められている段階です。
※出典
Prachatai:ค้านเก็บค่าเหยียบแผ่นดินเข้ากองทุนนอกงบประมาณ ชี้เสี่ยงผิดวินัยการคลัง-รั่วไหลง่าย
กองทุนส่งเสริมการท่องเที่ยวไทย:ร่างประกาศการจัดเก็บค่าธรรมเนียมการท่องเที่ยวจากนักท่องเที่ยวต่างชาติ
TPchannel:รองประธาน กมธ.การเงินฯ สภาผู้แทนราษฎร ห่วงเก็บค่าธรรมเนียมนักท่องเที่ยวต่างชาติ 450 บาท กระทบภาคท่องเที่ยว
Khaosod:อนุสรณ์ เบรกเก็บ “ค่าเหยียบแผ่นดิน” หวั่นต่างชาติลด กระทบท่องเที่ยวไทย
Matichon:อนุสรณ์ ค้านเก็บค่าเหยียบแผ่นดิน1.4หมื่นล้าน เข้ากองทุนส่งเสริมท่องเที่ยว เสี่ยงวินัยการคลัง รั่วไหลง่าย
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