電子タバコのオンライン販売を摘発、倉庫化したバンコク近郊の住宅から大量押収

バンコク首都警は2025年12月23日朝、電子タバコをオンラインで違法に販売していたとされる男を逮捕しました。

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警察によりますと、捜査の結果、ソーシャルメディアやウェブサイトを通じて電子タバコを販売しているグループの存在が判明。捜査員がオンライン上で取引の実態を確認し、商品の保管場所を追跡したところ、サムットプラカーン県バンプリー郡の住宅が倉庫として使われていることを突き止めました。

裁判所の捜索令状を取得したうえで現場を捜索した結果、住宅内で段ボール箱を運び出していた36歳の男をその場で拘束。室内からは、電子タバコ用リキッド約5,000個、使い捨てタイプの電子タバコ約3,920本、電子タバコ本体約1,000台のほか、発送用資材や事務用品が押収されました。押収品の総額は約400万バーツに上るとしています。

容疑者は、電子タバコおよび関連製品の販売が禁止されている消費者保護法違反に加え、通関手続きを経ていない商品の所持・販売に関する関税法違反の疑いで逮捕され、取り調べに対し容疑を認めているということです。

警察は、押収した証拠品とともに容疑者をバンケーオ警察署に送致し、今後、法に基づいて厳正に対処するとしています。