バンコクで新生児の遺棄事案が相次いで発生

バンコクで2025年11月15日、新生児が遺棄される事案が2件続けて確認され、警察が捜査を進めています。各報道が伝えています。

1件目は、ラクシー区チェーンワッタナー・ソイ10で午前8時ごろ、清掃作業員がゴミ箱の中から新生児を発見したものです。通報を受けたトゥンソーンホン警察署が現場を調べたところ、ゴミ袋の中に男児の遺体があり、へその緒などが残されていました。警察は付近の監視カメラ映像を確認し、遺棄した人物の特定を急いでいます。

2件目は、同日午前11時ごろ、ラートクラバン区パッタナー・チョナボット通りにある建物内のトイレで発見された事案です。3階のトイレタンク内から新生児の女の子が見つかり、まだ生存していましたが重体の状態だったため、救助隊が緊急対応を行い医療機関に搬送しました。警察は遺棄した人物の行方を追っています。

両事案とも詳しい経緯は調査中で、警察は市民に情報提供を呼びかけています。