バンコク・スワンナプーム空港、スカイトラックスの評価で4つ星に昇格

タイ空港公社（AOT）は、バンコクのスワンナプーム国際空港が英国の格付け機関「スカイトラックス」により、これまでの3つ星から4つ星へと評価を引き上げられたと発表しました。発表は2025年9月12日に行われたものです。

AOTの代理社長によると、スワンナプーム空港では、乗客案内や入国審査、保安検査を含む各部門の職員によるサービス向上が図られており、利用者に良好な体験を提供しているといいます。さらに、自動化ゲートや迅速な搭乗券発行システムなど最新技術の導入、トイレや案内表示の改善、充電スポットの設置、高速Wi-Fiの提供など、利便性の向上が進められています。

また今後は、子ども向けエリアやゲームゾーン、リラックスできるコワーキングスペース、現代アート展示などの新施設を計画しているとのことです。

スワンナプーム空港は現在、年間約6,000万人の利用者を受け入れるタイの主要空港であり、国内外の重要な航空拠点となっています。今回の4つ星評価は、同空港のサービス品質を国際的に裏付けるものであり、AOTは将来的な「5つ星空港」への格上げを目指して取り組みを進めるとしています。