タイ南部の「パクタイ・デザインウィーク2025」開幕、ソンクラー旧市街とハジャイで9月7日まで開催

タイ南部の魅力を一堂に集めた創造的祭典「Pakk Taii Design Week 2025（パクタイ・デザインウィーク2025）」が、2025年8月28日に開幕しました。会期は9月7日までの11日間、ソンクラー旧市街とハジャイ地区を舞台に、南部14県が協力して多彩なプログラムを展開します。今年のテーマは「South Paradise（サウス・パラダイス）」。不確実な時代における癒やしや安らぎ、新しい可能性を提示し、南部の文化・暮らし・創造力を国内外に発信することを目指します。タイ政府メディアNNTが伝えています。

イベントでは、伝統工芸やファッション、建築、食文化、音楽、パフォーマンスなど、南部ならではの文化を体験できる企画が多数用意されています。展示、トーク、ワークショップ、ツアー、特別イベント、クリエイティブマーケットといった幅広い形式で構成され、訪れる人々に新たな発見と交流の場を提供します。

中心となるのは4つのコンセプトです。

• South Destress Main Pavilion：幸福を軸に南部の可能性を探るパビリオン。展示や体験を通じて「癒やしの経済」を体感できます。

• 14 City Potential Space：ソンクラー旧市街で14県の特色を紹介。工芸、デザイン、食、環境意識を柱に、地域文化と革新を表現します。

• South Market：選りすぐりの南部商品が集結する創造的マーケット。若手からベテランまで幅広い起業家が出展し、トレンドに応える“ヒーロープロダクト”の育成も目指します。

• South Collaboration：地域資産や文化遺産を生かした協働プロジェクト。ワークショップやライブ、国際交流プログラムなどを通じて新しい対話と創造を育みます。

さらに、パフォーマンス＆ショー、展示＆インスタレーション、トーク＆ワークショップ、体験型イベント、マーケット＆プロモーション、都市課題への実証実験といった6つのプログラム形式で、多彩な内容が展開されます。

「パクタイ・デザインウィーク2025」は、午前11時から午後9時まで毎日開催。文化と創造力を融合させた南部の“魂”に触れられる特別な機会として、国内外から多くの来場者が期待されています。

Pakk Taii Design Week
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