お盆休みのタイ旅行は大丈夫？タイとカンボジアの国境紛争の影響は？

Q. タイとカンボジアの国境紛争のニュースを見ました。まるで戦争のようですが、お盆休みのタイ旅行は大丈夫でしょうか？

A. 7月26日現在では、大半の旅行者にとっては、過度に心配する必要はありません。ただし、最新情報の確認は必須です。

タイとカンボジアの国境付近で軍事衝突が発生し、日本の外務省は該当地域に対する危険情報を更新。東北部のシーサケート県、スリン県、ブリラム県、ウボンラチャタニ県の4県について、渡航中止を勧告する「危険レベル3」に引き上げました。

この地域では現在もロケット砲や砲撃による戦闘が続いており、特にカンボジア国境から40km以内の範囲では、不測の事態が今後も発生する可能性があるとされています。

しかし、バンコク、チェンマイ、パタヤ、プーケット、サムイ島などの主要観光地については、今のところ軍事衝突の影響は及んでいません。通常どおり旅行を楽しむことができる状況です。

ただし、情勢が急変する可能性も否定できないため、旅行者には以下の行動が推奨されます。

• 国境付近の地域（特にカンボジアとの国境から40km以内）には近づかない

• ニュースや外務省の発表など、信頼できる情報源から最新情報を収集する

• 外務省の無料サービス「たびレジ」に登録し、日本語で安全情報を受け取る

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https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

万一の事態に備えて、旅行前から現地の状況を把握し、安全を最優先に行動するよう心がけましょう。