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タイ映画『ナキー3』公開を1日延期、テーウ・ナタポンがCGによる胸元の露出表現に抗議

2026年10月22日 配信

タイの映画制作会社MONO Streamingは2026年10月21日、映画『ナキー3 クルタ・ナキー(นาคี 3 ครุฑา นาคี)』の劇場公開を、当初予定していた10月22日(木)から23日(金)に延期すると発表しました。出演女優のテーウ・ナタポン(แต้ว ณฐพร)が、自身の出演シーンにCG加工による露出表現が加えられたとして抗議したことを受けた措置です。MONO Originalの公式Facebookなどで発表されました。



テーウ・ナタポン側「同意していない」と抗議

テーウ・ナタポンと関係会社のMeerak 1社は10月21日、MONO Streamingに対して正式な抗議文を提出しました。

抗議文によると、映画の一部のシーンでテーウの出演映像がコンピューターグラフィックス(CG)によって編集・加工され、胸元や上半身が露出しているように見える映像になっていたとしています。

女優側は、このような露出表現は実際の撮影では行われておらず、映像加工によって作り出されたものだと説明。本人の名誉や尊厳、イメージを傷つけるほか、観客が実際の演技映像と誤解する可能性があると指摘しました。

また、こうした加工には同意していないと主張し、問題となるシーンを映画本編や各種媒体から直ちに削除するよう要求。対応がなされない場合には、民事・刑事の両面で法的措置を取る権利を留保するとしています。

MONO側は不正を否定、問題のシーンを削除へ

これに対し、MONO Streamingも同日、正式な声明を発表しました。

MONO側は、映画の制作に先立ち、出演者や関係者に対して役柄や撮影内容、編集方法、特殊技術を使用した映像加工などについて説明し、同意を得たうえで制作を進めたと主張。不適切な方法で制作したとの指摘には同意できないとし、必要に応じて事実関係や証拠を提示する姿勢を示しました。

一方、出演者への配慮と問題の解決を優先し、抗議の対象となった映像やシーンを映画本編から削除することを決定しました。予告編や宣伝素材についても、同社が管理する媒体での使用を停止するとしています。

ただしMONO側は、今回の対応について、会社側の違法行為や責任を認めるものではないと強調しています。

公開は10月23日(金)に変更

MONO Streamingは、問題のシーンを修正・削除する作業が必要となったため、映画の劇場公開を1日延期することを決定しました。

『ナキー3 クルタ・ナキー』は、タイの人気ドラマ『Nakee(นาคี)』から続くファンタジー作品で、ナーガ(蛇神)とガルーダ(神鳥)をめぐる伝説を描いた映画です。監督はポンパット・ワチラバンジョン。テーウ・ナタポンのほか、ケン・プープーム、ケム・ハサウィー、ターンンーン・ガンヤーウィーらが出演しています。

なお、テーウ・ナタポン主演のドラマ『Nakee』は、2017年の東京ドラマアウォードで海外ドラマ特別賞を受賞しています。

今回の問題では、映像加工に対する出演者の同意の範囲について、女優側と制作会社側の主張が食い違っています。MONO側は、出演者や関係者と協議しながら対応を進める方針です。

※出典
MONO Original(公式声明)
Matichon
Khaosod


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