|

日本の出入国在留管理庁は2026年10月16日、日本国内の不法残留者に関する最新統計を発表しました。2026年7月1日現在の不法残留者は全国で6万5,229人となり、国籍・地域別ではタイ人が1万260人で最多となりました。これまで1位だったベトナム人を上回り、タイ人が国籍別で1位となっています。
2026年7月1日現在、日本国内の不法残留者数は6万5,229人で、同年1月1日の6万8,488人から3,259人(4.8%)減少しました。
国籍・地域別では、タイ人が1万260人(全体の15.7%)で最多となり、ベトナム人の1万135人(15.5%)を125人上回りました。
主な国籍・地域別の人数は次のとおりです。
1位 タイ:10,260人
2位 ベトナム:10,135人
3位 韓国:9,759人
4位 中国:5,312人
5位 フィリピン:4,173人
6位 インドネシア:4,077人
7位 台湾:2,424人
8位 スリランカ:2,378人
9位 トルコ:1,212人
10位 カンボジア:938人
タイ人の不法残留者数は、2026年1月1日時点では1万907人でしたが、7月1日時点では1万260人となり、647人(5.9%)減少しました。
一方、ベトナム人は同期間に1万1,601人から1万135人へと1,466人(12.6%)減少しています。
タイ人もベトナム人も減少したものの、ベトナム人の減少幅が大きかったことから、国籍別の順位が逆転しました。
タイ人の不法残留者を性別で見ると、男性が3,528人、女性が6,732人となっています。女性が全体の約65.6%を占めています。
在留資格別の統計によると、タイ人の不法残留者1万260人のうち、9,269人が「短期滞在」の在留資格から不法残留となっていました。
これはタイ人の不法残留者全体の約90.3%に相当します。
このほか、「特定活動」が612人、「留学」が131人、「技能実習」が118人などとなっています。
なお、この統計における在留資格は、不法残留となった時点に有していた資格を示しています。
2026年1月1日以降に新たに不法残留が判明し、7月1日現在も不法残留している外国人は、全体で6,020人でした。
国籍別では、ベトナム人が1,402人で最多となり、タイ人が1,049人で2位、インドネシア人が611人で3位となっています。
タイ人については、2026年1月1日時点で不法残留していた1万907人のうち、7月1日時点でも不法残留を続けている人が9,211人でした。
今回発表された不法残留者数は、外国人の出入国記録や退去強制手続に関する情報などを基に算出された概数です。
関連記事
新着記事