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バンコク旧オランダ大使館跡地、200億バーツ超で売却か―ウィッタユ通りの一等地

2026年10月7日 配信

バンコク中心部ウィッタユ通り(Wireless Road)にある旧オランダ大使館の土地について、タイの複数の経済メディアが2026年10月5日、200億バーツを超える金額で売却されたと報じました。Prachachat Turakijは不動産業界関係者の話として、ピヤソムバットクン家と、不動産会社City Realtyを率いるチャリー・ソーポンパニット氏側が取得したと伝えています。



約20ライの大型フリーホールド土地

対象となる土地はウィッタユ通りとソイ・トンソンに面し、面積は19ライ3ガーン26.6平方ワー(約7,926平方ワー)。バンコク中心部では珍しい大型のフリーホールド(土地所有権)物件です。

報道されている売却額を200億バーツとして計算すると、1平方ワー当たり約252万バーツとなります。今年3月には周辺の市場価格などから、同地について1平方ワー当たり280万~350万バーツ程度になる可能性が指摘されていました。

高級住宅やウェルネス施設を開発か

Prachachat Turakijによると、買い手側は取得した土地を出資比率などに応じて分け、それぞれ開発する可能性があり、高級ブランドレジデンスやウェルネス関連施設などが候補として挙がっています。

ピヤソムバットクン家は木材・合板事業から事業を拡大し、不動産やホテル、オフィス、サービスアパートメントなどにも投資。ランスアンやトンソン周辺にも不動産を所有しています。

一方のチャリー・ソーポンパニット氏はCity Realtyの会長・オーナーで、同社はウィッタユ通り周辺でも不動産開発を進めています。報道ではバンコク銀行グループとの関係にも触れられていますが、バンコク銀行そのものが今回の土地取得に参加したとは確認されていません。

1949年には185万バーツで取得

オランダ政府がこの土地を取得したのは1949年で、当時の取得価格は185万バーツだったと報じられています。

オランダ大使館は2026年にウィッタユ通りから「Dusit Central Park」へ移転。旧大使館敷地は、約20ライという規模と立地から、売却計画が明らかになった当初からバンコクの不動産業界で注目されていました。

なお、今回の200億バーツ超での取引や買い手については、現時点では不動産業界関係者を情報源とする報道が中心です。オランダ大使館や買い手側から、売却額、持分、所有権移転日などについて正式な発表は確認されていません。

※出典
Prachachat Turakij
Thansettakij
Bangkok Biz News