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タイ観光警察は2026年9月12日、プーケットでテーザー銃(電気ショック銃)の使用訓練を終え、これまでに計1,250人の観光警察官が研修を修了したと発表しました。タイの観光地ではいま、テーザー銃だけでなく、AIカメラやドローン、移動式指揮車まで投入した“ハイテク警備”が進められています。
9月12日、プーケット県のSeabed Grand Hotel Phuketでテーザー銃の使用訓練の閉講式が行われ、観光警察局長のサクシラー・プアックアム警察中将が出席しました。
観光警察によると、これまでに計21回の訓練を実施し、1,250人の警察官が参加しました。
観光地では外国人旅行者を狙った犯罪やトラブルへの対応も求められており、現場の警察官が状況に応じて対応できるよう装備と訓練を強化しています。
強化されているのはテーザー銃だけではありません。
8月28日には、観光・スポーツ省から観光警察に対し、ドローン監視車両32台とドローン128機が引き渡されました。
ドローンは全国32の観光警察署で使用される予定で、上空から観光地を巡回し、事件や事故が起きた際の状況確認などに活用されます。
さらに、移動式指揮車「CCOC MOBILE」4台も導入。現場に指揮拠点を設け、情報収集や警察官への指示を行える体制を整えています。
まさに「パトカーで巡回する警察」から、「空からも監視する警察」へと変わりつつある形です。
観光警察では「Smart Patrol」と呼ばれる装備の強化も進めています。
8月28日には、防弾・反射ベスト、無線機、タクティカルベルトなどを含む1,250セットの装備を配備。
このうちテーザー銃などの電気ショック銃は450セット、自動翻訳機は900セットが用意されました。
外国人旅行者とのやり取りが多い観光警察にとって、翻訳機も重要な装備の一つです。事件や事故、落とし物、交通トラブルなど、さまざまな場面で言葉の壁を減らす狙いがあります。
さらに存在感を増しているのがAIカメラです。
観光警察は、カメラに映った人物と警察のデータを照合するシステムを観光地で活用しています。
9月11日にはプーケットで、AIカメラを使って指名手配者を発見し、身柄を確保しました。
観光警察の発表では、この摘発はAIカメラを活用した941人目の摘発だったとしています。
テーザー銃、ドローン、AIカメラ、自動翻訳機、移動式指揮車。
タイの観光警察は、外国人旅行者が集まる観光地を中心に、これまでの人による巡回に最新技術を組み合わせた警備体制へと変化しています。
事件やトラブルに巻き込まれた場合は、観光警察ホットライン「1155」が24時間対応しており、8言語で利用できます。
※出典 タイ観光警察局「ผบช.ทท. เป็นประธานพิธีปิดการฝึกอบรมการใช้ปืน TASER Gun ณ โรงแรม Seabed Grand Hotel Phuket」 タイ観光警察局「รมว.กก.สุรศักดิ์ ปล่อยแถว รถโดรนตรวจการณ์ บช.ทท. ตามโครงการ 32 คัน ทั่วประเทศ」
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